協立電化のめっき加工Plating
めっき（鍍金・メッキ）とは、装飾はもちろんのこと電導性・シールド・抵抗などといった電気特性の向上、耐食性・酸化防止などの化学性能の向上など、様々な分野・用途で広く使用されています。
弊社では、バレルめっき（個品・短材品）とフープめっき（リール状に巻かれた製品）両方の設備を備えています。
そのため、お客様のニーズ或いは製品の多種多様な用途・めっき要望に確実にお応えするため、様々な創意と工夫を取り入れた生産ラインを構築しております。
バレルめっきBarrel plating
※写真はクリックで拡大します。
Au(金)めっき
- 仕様
- Au-Aust-Ni-Cu
- Au-Aust-AG-Agst-Cu
Ag(銀)めっき
- 仕様
- Ag-Agst-Ni-Cu
- Ag-Agst-Cu
Ni(ニッケル)めっき
- 仕様
- Ni-Cu
- Ni-Cu-無電解Ni-バレル研磨
無電解Niめっき
- 仕様
- 高リンタイプ
- 低リンタイプ
半光沢Sn(錫)めっき
- 仕様
- Sn-Ni-Cu、Sn-Cu、Sn-Ni
洗浄品・バレル研磨品
バレルめっきとは、製品を入れたバレル（6～8角形の樽）を各処理槽へ入れ、回転させながらめっきを行う手法です。ドラムめっき・ガラめっき・回転めっきとも呼ばれます。
弊社では、電気を流しめっきを行う「電解めっき」と電気を流さずにめっきを施す「無電解めっき」での加工を行っています。
製品形状:プレスで個品にしたもの、及び短尺品
加工可能材料[実績]:各種銅合金、銅、鉄系合金、鉄、アルミ、セラミック基盤
バレルめっき 工程の流れ
前処理
- バレル研磨※
- エマルジョン(中性)脱脂
- アルカリ脱脂
- 酸洗い
- エッチング※
CHECK※素材や処理によって変わります
めっき加工
- 下地めっき
- 仕上げめっき
後処理
- 変色防止 or 封孔処理
- 脱水＋乾燥
工程の補足
上記以外のめっきにも対応、検討いたしますのでお気軽にお問合せください。
フープめっきHoop plating
※写真はクリックで拡大します。
Au(金)フープめっき
- 仕様
- Au-Ni
Ag(銀)フープめっき
- 仕様
- Ag-Agst-Ni
Ni(ニッケル)フープめっき
- 仕様
- 下地なし
- Ni-Cu
光沢Sn(錫)フープめっき
- 仕様
- 光沢Sn-Cu
- 光沢Sn-Ni
半光沢Sn(錫)フープめっき
- 仕様
- 半光沢Sn-Cu
- 半光沢Sn-Ni
- リフローSn-Ni-Cu
Sn(錫)フープリフローめっき
フープめっきとは、帯状の製品に対して行われるめっき手法の1つです。
ロール状に巻かれた金属材料やリール等に巻かれた加工対象品を引き出しながら、前処理・めっき・後処理(変色防止・リフロー処理)を連続的に通過させ、再び巻き取って完成させる生産性の高い手法です。リール to リールめっきや連続めっきなどとも呼ばれます。
製品形状:プレス前めっき品（材料めっき品）、プレス後めっき品
加工可能材料[実績]:各種銅合金、銅、鉄系合金、鉄
フープめっき 工程の流れ
前処理
- 電解脱脂
- 酸洗い
CHECK※素材や処理によって変わります
めっき加工
- 下地めっき
- 仕上げめっき
後処理
- 変色防止 or 封孔処理
- 脱水＋乾燥
上記以外のめっきにも対応、検討いたしますのでお気軽にお問合せください。